プライドと理想が高く愛想と口が悪く世渡りの下手な一匹狼のすべての職業人に(連載更新されました)

映画から現代女性の姿をpickupする連載「シネマの女は最後に微笑む」第47回がアップされています。今回取り上げたのは、『ある女流作家の罪と罰』(マリエル・ヘラー監督、2018)。 様々な賞にノミネートされた佳作ですが、日本では劇場公開されてない模様。…

彼女はレイプ犯と何を「共有」したのか‥‥ 『エル ELLE』(連載更新されています)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第46回は、イザベル・ユペールが被害者然としないレイプ被害者を演じて話題になった『エル ELLE』(ポール・バーホーベン監督、2016)を取り上げています。 forbesjapan.com バーホーベンらし…

カジノに集まるアメリカ富豪の闇が興味深い『モリーズ・ゲーム』(連載更新されています)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第45回は、横浜市のカジノ誘致の件を枕に、ジェシカ・チャステインがカジノの経営者を演じた『モリーズ・ゲーム』(アーロン・ソーキン監督、2017)を取り上げています。 forbesjapan.com 実話…

「錆と骨」の方がずっといいタイトルだが邦題は「君と歩く世界」(連載更新されています)

先月下旬はお盆でお休みだったわけではないです。バタバタしておりまして、告知をすっかり忘れてました。 このブログ、連載のお知らせだけになったとは言え、また読んでいる方も少ないとは言え、一ヶ月も放置はよくないですね。すみません。 映画から現代女…

安全な道より冒険に賭けたら肚を括らねばならぬ(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

連日お暑うございます。 映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第43回は、近年相次ぐ重要公文書の改竄、紛失の件を枕に、2017年の話題作『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』を取り上げています。 「継承か革新か」正義を前に揺…

スカッとする犯罪コメディで暑気払い(「シネマ〜」更新されました)

あまりの暑さにボンヤリしていて、こちらでの告知を忘れておりました。。 映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第42回は、2008年の犯罪コメディ『デンジャラスな妻たち』(カーリー・クーリ監督)を取り上げています。原題は『Mad …

樹木希林の台詞に隠された深い含蓄を上等なお茶のように味わう『日日是好日』(「シネマの女は最後に微笑む」第41回更新)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最期に微笑む」第41回は久々の邦画です。 キム・カーダシアンの例のKIMONO騒動を枕に、着物、お茶つながりで樹木希林と黒木華が共演した『日日是好日』(大森立嗣監督、2018)。 今わからなくてもいつかわか…

シャーリーズ・セロンのプロ根性に驚く(「シネマの女は最期に微笑む」更新されてます)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最期に微笑む」第40回は、シャーリーズ・セロン主演の『タリーと私の秘密の時間』(ジェイソン・ライトマン監督、2018)。 ワンオペ育児の苦境を、主婦はどうやって乗り切ろうとしたか - ForbesJAPAN タリー…

007以外でのジュディ・デンチの魅力を堪能(「シネマの女は最期に微笑む」更新されました)

『シネマの女は最後に微笑む」第39回は、年金破綻を政府自らが認めた例の件を枕に、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(ジョン・マッデン監督、2012)を取り上げてます。2も作られているヒット作。 新天地で自分を生かす、勇気ある老女の「第二の人…

現代ロシアの階層差を静かに告発する『エレナの惑い』(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

告知遅れました(←いつものこと)。。 映画から現代女性の姿をピックアップする映画レビュー第38回は、アンドレイ・ズギャビンツェフ監督の『エレナの惑い』(2011)を取り上げています。現代ロシアの階層差や性差の生む問題を、一人の中高年女性の”許されざ…

「間違ったバスに乗っても正しいところに着く」(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第37回は、『めぐり逢わせのお弁当』(リテーシュ・バトラ監督、2013)。 「弁当」をめぐる手違いが妻に与えた不安と勇気 | ForbesJAPAN めぐり逢わせのお弁当 DVD 出版社/メーカー: 東宝 発売…

男も女も「女」を愛する(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

こちらでのお知らせ、また数日遅れです。。映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第36回は、フランソワ・オゾン監督の『彼は秘密の女ともだち』(2014)を取り上げてます。原題は「新しいガールフレンド」という意味。邦題はやや内…

戦争のトラウマが女にもたらしたもの‥‥『サラエボの花』(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

映画から現代女性の姿をピックアップする「シネマの女は最後に微笑む」第35回は、『サラエボの花』(ヤスミラ・ジュバニッチ監督2007)。シングルマザーと思春期に入った娘との関係性を通して、90年代前半に起こったボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の大き過ぎ…

イタくてキュートな松岡茉優を100%堪能する(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

卑近な事情で、こちらでは数日遅れての告知です。映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第34回、更新されました。今回は、松岡茉優がヒロインを好演して話題となった『勝手にふるえてろ』(大九明子監督、2017/原作:綿矢りさ)。 …

排外主義のテロはテロの名に値しないがそれはさておき(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第33回は、先日の東京マラソンのテロ警戒ぶりを枕に、ドイツ映画『女は二度決断する』(ファティ・アキン監督、2017)を取り上げています。主人公が「最後に微笑」まないのですが、超絶重い内…

先駆者への敬意と小さな挑戦を描く『ジュリー&ジュリア』(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第32回は、最近話題になった「プロヒッチハイカー」中学生や「バイトテロ」などSNSで表面化した件を枕に、エイミー・アダムスとメリル・ストリープがダブルヒロインを演じた『ジュリー&ジュリ…

幸福と栄光は両立しないのか・・・『スタア誕生』(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

お知らせが遅れてしまいました。ForbesJAPANに好評連載中の「シネマの女は最後に微笑む」第31回は、『アリー/スター誕生』のアカデミー賞ノミネートの話題を枕に、ジュディ・ガーランド主演の1954年版『スタア誕生』を取り上げています。映画業界が舞台です…

Loftの広告、炎上から取り下げまでで思ったこと

※この数日のツイートをそのまま並べた(横道にそれたもの、言及先のあるものは除く)。 ●広告に批判 Loftのバレンタイン特設ページが炎上気味と聞いて見てみたが、特別厭な感じは受けなかった。ただ、全体のセンスが何となく古臭い。女芸人が女子あるあるネ…

おばさん×青年、移民×旅行者、異邦人×異邦人の物語(「シネマの女は最後に微笑む」第30回更新)

映画から現代女性の姿をpickupする連載コラム「シネマの女は最後に微笑む」第30回は、アルゼンチンを舞台にした『オリンダのリストランテ』(パウラ・エルナンデス監督、2001)を取り上げました。 一見地味な風合いの作品ですが、観ているうちにじわじわと、…

安藤サクラの記念碑的作品『百円の恋』を改めて観る(「シネマの女は最後に微笑む」第29回)

こちらでのお知らせ、数日遅れてしまいましたが。。 映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第29回は、安藤サクラが数々の主演女優賞に輝いた『百円の恋』(武正晴監督、2014)を取り上げました。話の枕は、この間炎上した西武・そご…

ドヌーヴの貫禄と多面的な魅力が光る『ルージュの手紙』

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第28回は、カトリーヌ・ドヌーヴとカトリーヌ・フロが共演した『ルージュの手紙』(マルタン・プロヴォスト監督、2017)を取り上げています。原題は『Sage femme』(助産婦)。 セーヌの流れに…

共同体によって殺され、共同体によって生かされる(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

映画から現代女性の姿をpickupする連載「シネマの女は最後に微笑む」第27回は、アメリカ移民の格差問題を枕に、2010年の『ウィンターズ・ボーン』を取り上げてます。ジェニファー・ローレンスがヒルビリー(スコッチ・アイリッシュ系移民)の少女を演じて注…

イカれたヴァレリア・ブリーニ・テデスキが最高に輝いている(「シネマの女は最後に微笑む」第26回、更新されました)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第26回は、イタリア映画『歓びのトスカーナ』(パオロ・ヴィルズィ監督、2016)を取り上げてます。 束の間でも「今、ここ」で生きる歓びを ワケありな二人の逃走劇 | ForbesJAPAN 歓びのトスカ…

トランスジェンダー女優ダニエラ・ベガの歌に震える(「シネマの女は最後に微笑む」第25回、更新されました)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第25回は、トランプ大統領が先月示したトランスジェンダーを実質排除する方針のニュースを枕に、『ナチュラルウーマン』(セバスティアン・レリオ監督、2017)を取り上げてます。 恋人の死によ…

チャウシェスク政権下の女子大学生に現代を透かし見る(「シネマの女は最後に微笑む」第24回更新されました)

映画から現代女性の姿をpickupする連載「シネマの女は最後に微笑む」第24回は、『4ヶ月、3週と2日』(クリスティアン・ムンジウ監督、2007年)を取り上げています。 人口増加を目指して中絶が禁止されたチャウシェスク時代のルーマニアで、友人の違法中絶…

清濁合わせ呑んで闘う女の新しい描き方『女神の見えざる手』(「シネマの女は最後に微笑む」更新)

現代女性の姿を映画からピックアップする「シネマの女は最後に微笑む」第23回は、ジェシカ・チャステイン*1主演の『女神の見えざる手』(2017)を取り上げてます。銃規制をめぐる敏腕ロビイストの暗躍を描くサスペンス。 何のために働き、闘うのか? 非情な…

育ちのいい小金持ちマダムをベタだが爽快に演じて成功(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

現代女性の姿を映画からピックアップする連載「シネマの女は最後に微笑む」第22回は、『しあわせの隠れ場所』(2009、原題はThe Blind Side)を取り上げてます。 困った人がいたら助けること 行動派セレブマダムの自信と誇り| ForbesJAPAN しあわせの隠れ場…

80年代の名古屋に「アートシーン」はあったのか

以下は3年ほど前、「80年代のオルタナティヴなアートシーンについての資料集を編纂するので、当時の名古屋の状況について書いてほしい」という、知り合いの東京の美術関係者の求めに応じて書いたものです。結果的にその企画は頓挫し、私の原稿は宙に浮いた…

ヒロインとともに旅する映画『わたしに会うまでの1600キロ』(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第21回は、リース・ウェザースプーン主演の『わたしに会うまでの1600キロ』(2014、原題は『Wild』)。メキシコ国境からカナダ国境に至る長距離自然歩道を、一人でハイクした女性の実話が元に…

トークライブ登壇のお知らせ

みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018に関連して、東北芸術工科大学で行われる展覧会の関連企画トークライブに登壇します。 AGAIN-STという彫刻を考える集団の一人で、学芸員の石崎尚さんからオファーを頂きました。今回は「カフェと彫刻」がテーマだそ…