2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

顔写真を考える

「近影」のココロ 「(著者・作家)近影」というのを見るのが好きだ。 有名な人だといかにも撮られ慣れてるなあという感じがするし、いつも同じ向きの人は「この角度に自信があるのかな」とか、視線を外しているのは「遠い目なんかしちゃって」、女性なら「…

日韓結婚事情

四天王ヌード いい加減この話題も飽きてきた頃なのだが、今朝喫茶店で女性セブンを見てしまったので書かないわけにはいかない。あの四天王の上半身ヌードが、グラビアで出ていたのである。 四天王と言ったら、お笑い四天王(古い)でも、多聞天とか広目天と…

和もの流行り

アジアンブームの終着点 この間、宮田さんからシックな花柄のチャイナ風ブラウスのお下がりを頂いただけで、一週間幸せな気分になっている貧乏な私である。 もちろんそこらのアジアン雑貨に売っているような安いしろものではなく、インゲボルグ。日本人には…

今日の我が身

昨日の東京は40度を記録したという。 もともと蒸し暑い名古屋地方も近年になく暑い。そして新潟と福井では、集中豪雨の被害で大変なことになっている。 こういう時いつも、災害時の対策の不備が指摘されている。 しかし日本の洪水、水害の多くは、もとはと言…

なぜ韓国の男なのか

体型を愛でる ここのところ、女性芸能週刊誌のグラビアに頻繁に登場しているのは、日本人のタレントではなく韓国の俳優達である。 先日も喫茶店に行って新しい週刊女性を開いてみると(私の情報源はこれだけか)、ペ・ヨンジュンを始めとした6人の若手俳優…

栃木の孫殺人未遂事件

「ばあちゃんにやられた」 参院選のニュースに隠れていたためか、あまりに悲惨な事件が多いので目立たなかったためか、私の周囲では特に話題にならなかったが、栃木の孫殺人未遂事件について。 祖母(73才)が二人の孫の首をビニールロープと両手で絞めて逮…

「アート・カフェ」とかいうもの

「おもてなし」の極意 某若手アーティストが教えてくれたところによると、最近の現代アートの裾野の方では、「おもてなし」が流行っているという。 現代アートの「おもてなし」とは、展覧会場に行くとでっかい皮張りソファがあり、そこに座るとドンペリとフ…

東京雑感

名古屋嬢がいない たった2日であったが、東京へは久しぶりに行った。渋谷なんて実に10年振りである。 東急Bunkamuraから若者でごったがえす土曜の夜の渋谷駅まで戻ってきて、清田さんと宮田さんと私が異口同音に言ったことは、 「名古屋嬢、いないね」。 こ…

初めてピナ・バウシュの舞台を観る

ゲルマン系白人女の威力 ドイツのダンサー、振付家として世界的に有名なピナ・バウシュ率いるヴッパタール舞踏団の新作2004というのを、「彩りの国さいたま芸術劇場」というところへ観に行った。 大宮の手前の与野本町は、何の「彩り」もない殺風景な町で、…

2回めのマシュー・ボーン体験

大き過ぎた期待 マシュー・ボーン演出、振付の『プレイ・ウィズアウト・ワーズ(セリフのない芝居)』を、渋谷のシアターコクーンで観た。 4月に名古屋で観た『ナッツクラッカー(くるみ割り人形)』が結構良かったので期待していたのだが、結果はうーむ×3…

とうとう「セカチュー」を読む

「僕」という殺し文句 実はこの一日半の間、暇を縫っては本屋に行ってセカチューを立ち読みし、さっき遂に読破した(ガッツポーズ)。 何をやってんだと言われるかもしれないが、やはり読まずにあれこれ言うのは良くないと反省したのである。ものすごいスピ…

母の娘、娘の母

松田聖子という女 喫茶店でまた女性セブンを読んでいたら、松田聖子は娘と一緒にお風呂に入っていると書いてあった。 松田聖子42才、娘さやか(漢字を忘れた)17才。一緒にステージに立っている写真が掲載されていたが、お風呂の中までついてこられて、さや…

「冬ソナ」から「セカチュー」へ

中年女の厳然たる事実 喫茶店で女性セブンを読んでいたら、「冬ソナ」について作家の岩井志麻子がコメントしていた。曰く、「あれは、処女が書いた(註:原作者は女性二人らしい)精液の薄そうな男の話」。 人気俳優をつかまえてまず精液の濃度に言及すると…

女が嫌いな女

福島瑞穂がウザい理由 こないだ清田さん達とご飯を食べている時、「福島瑞穂はなぜうっとうしいのか」という話になった。 宮田さんは一言「男に媚びがある」と看破していた。明察である。インテリ女の媚びを見抜くことに関して、宮田さんの右に出る者はいま…

遅まきながら『トーク・トゥ・ハー』

トーク・トゥ・ハー スタンダード・エディション [DVD]出版社/メーカー: 日活発売日: 2004/02/16メディア: DVD クリック: 24回この商品を含むブログ (124件) を見るやっとDVDで見た(2002年、ペドロ・アルモドバル)。 ここでは女は、男に発見され一方的に見…