2008-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『アーティスト症候群』感想、書評のご紹介

ネットではちらほらと言及、感想が見られるようになりました。比較的まとまった量で書かれているものを紹介しておきます(アドレスの羅列で失礼します。トラックバックを下さった方は、ありがとうございました)。 http://d.hatena.ne.jp/j0hn/20080220 http…

馬鹿で無知な飼い主と犬

その犬は11年ほど前、夫と私の仲が最悪になり私が家出をした半年くらい後に、夫がもらってきた犬だった。家出と言っても仮住まいにしていた仕事場から時々本宅に帰っており(つまり半別居)、近所の雑種犬に子どもが4匹生まれ、前後して一人暮らしの飼い主…

「反省の日」に(レイプとレイシズム)

沖縄駐留米軍海兵隊員による女子中学生暴行事件について、あちこちで記事が上がっているが、二つ論点があるように思った。 一つは産経新聞客員論説委員花岡信昭氏の記事中の、 「知らない人についていってはダメ」。筆者などの世代は子どものころ、親から口…

id:soulfireさんとid:tomo-moonさんの「揉め事」から

主な記事とコメントとブコメのリンクで簡単にまとめてみる。 1/20、soulfireさんが記事でtomo-moonさんを批判。 ↓ 2/11、tomo-moonさんは「人格攻撃」だとコメント欄で反発、その中でsoulfireさんを「川上(未映子)氏に心酔している信者」だとした。 ↓ soul…

煩悩写真

どこで見たとは言わないが、こちらでリンクした先について「20年くらい前の写真」と書かれてもうた。あれが29歳って‥‥あんまりじゃありません? せめて「10年くらい前」と言われれば若く見られたと喜ぶが。 20年も昔の写真を出したら、何度か会っている担当…

お知らせ

明治書院のHPに著者からのメッセージが掲載されました。顔写真付き。とうとうデカデカと顔を出すことになってしまいました。5〜6年前のピンぼけ詐欺写真じゃないですよ、去年のです。友達のパーティで撮ったもの。うう恥ずかしい‥‥。 最初は固辞したのです…

オバちゃん的な、あまりにオバちゃん的な

散々叩かれた倖田來未の「35歳を過ぎると羊水が腐る」発言に、テレビで西川史子がめちゃくちゃ怒っていて、そのキレっぷりを「自分の問題から目を逸らしている」と批判する「倖田來未、かわいそう」という記事があり、それに「西川史子、かわいそう(倖田來…

本が出ました

今日は名古屋の方もしんしんと雪が降ってますが、皆様のところはいかがでしょうか。 さて、プロフィール欄でもお知らせしていましたが、アーティスト症候群―アートと職人、クリエイターと芸能人作者: 大野左紀子出版社/メーカー: 明治書院発売日: 2008/02/01…

「不自由な存在」と、働くことのモチベーション

『橋の下のこどもたち』という本がある。対象年齢は小学校中学年くらい。アメリカで発表されたのが1958年、日本での初版は1966年。橋の下のこどもたち作者:ナタリー・サベッジ カールソンフェリシモ出版Amazon小学4年のクリスマスに、親からこの本を贈られ…

「弱者/強者」の落とし穴(Masaoさんの「ダブスタ」問題)

「被害者」の反撃を「正論の暴力」だと責めたのに、自分が「被害者」になると窮状を訴えているのはダブスタだというのはその通りだが、それ以前に気になったことがあった。 ウェブ上で中傷され脅迫めいたことを何度か書かれるという点で、ごく短期だが似たよ…

単位が欲しかったら100万円持ってこい

一昨日、大学から学生のレポートがどさっと送られてきた。ひゃっっほぉう!! 別に喜んでいるのではありません。文章力に著しい差(下の方が多い)のある原稿用紙6〜8枚 × 151人の映画その他についての分析を読み、怪しいのはネットの他人のレビューから勝手…