2008-04-01から1ヶ月間の記事一覧

最近読んだ勇気の出る二冊

特に用がなくても本屋でぶらぶらするのが好きな人へ だれも買わない本は、だれかが買わなきゃならないんだ作者: 都築響一出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2008/02/28メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 143回この商品を含むブログ (57件) を見る タイトル…

芸術、あるいは「人の感性を批評するな」について(tadashiさんへのお返事)

ラッセンは何の恥部だったのかのコメント欄で、tadashiさんが不快感を表明されています。いろいろ興味深い問題を孕んでいると思ったのと、レスが長くなりましたので、別エントリを立てます。特別批判の意図はあるのではないことを、最初にお断りしておきます…

ラッセンとは何の恥部だったのか

※追記あります。 拙書を読んで下さった人から面白いメールをもらった。「ところでラッセンって何だったの?」という話(本の内容とは直接関係ない)。 ‥‥ラッセンか。そう言えばいたなそんな人が。 ハワイの海やイルカの絵を描いているあのラッセンです。御…

お知らせ

・『アーティスト症候群』著者からのメッセージ、久々に更新されました。今回は、ヘンリー・ダーガーに触れています。 ・掲載予定:来週火曜の中日新聞朝刊読書欄、4月26日発売の『アート・コレクター』No.8(生活の友社)のブックレビュー欄

「真の敵」はここにいます

前に書いたこちらの記事を「強者/弱者」で改めて書いてみます。 この場合の「強者/弱者」という構図は、もちろん「弱者」視点のものです。「弱者」意識をどうにも解除できないほど内面化している者は、この構図が手放せなくなります。 その「積極的弱者」…

「ミソジニー」といかに付き合うか

「非モテ」と言うより「ミソジニー」の問題のような - NC-15 お前ら今日からミソジニーって言葉使うの禁止な - AnonymousDiary 「ミソジニー」は女性嫌悪、女性蔑視の意。男性→女性だけでなく、女性→女性もある。男性嫌悪は「ミサンドリー」(Wikipediaの解…

「「非モテ論議」の傾向と対策」への疑問

id:crowserpent烏蛇さんの非モテ論議の傾向と対策という記事にブコメをつけたら、次の非モテ論議の傾向と対策(2)/「酸っぱいブドウ」理論の陥穽で御本人から批判的言及を受けた。レスが長くなりそうだったし、付随して書いておきたいこともあるので、記事を…

ブログとカラオケは似ているけど違う

ブログとはカラオケである - しあわせのかたち sho_taさんが、カラオケとブログの共通点について記事を挙げていました。面白いので私も書く。*1 元ネタとなっている『大人は愉しい』(冬弓舎刊/鈴木晶・内田樹著)は未読だが、二つの共通点が「要・観客、素…

「美人○○」に潜在する女性恐怖

昨日の記事「美人○○」と「女性○○」について、はてなブックマーク(とそのブックマークとそのまたブックマーク)でid:Midasさんとやりとりをさせて頂きましたので、抜き出しておきます(日付はすべて本日、id:の部分は省略)。 Midas 「美醜」ではなく労働と…

「美人○○」と「女性○○」

前日の記事の続きです。 「美大講師」を「美人講師」と一瞬見間違って恥ずかしくなった理由は、今思うと二つある。 一つは、「おまいさん、いい歳こいてどんだけナルシシズムに汚染されとんだ」。これについてはそう説明はいらない(というか恥ずかしいので…

母の色眼鏡と娘の業

たまに実家に行くと、母が昔の写真などを整理していて、 「ねえ、これ見てごらん。あなたが小学校入った時。お下げにして、かっわいいでしょう? ほらこれ、六年生の時の。まあ足も腕も細くてかわいいことねぇ。これ中学三年生よ、ほら笑ってる、か〜わい〜…