2013-02-01から1ヶ月間の記事一覧

自意識のセーフティネットを破って

Midas 絵画とは「この私には世界はどう見えているか」を他人に知らせ共有するもの。そもそも「こんな私を見て!」の人が上手くなるわけがない(才能以前の問題)。 2013/02/25 http://b.hatena.ne.jp/Midas/20130225#bookmark-134087494 その通りだと思うので…

学歴と絵の才能はあまり関係ない(けど少しはある)

最近一部で話題になっていた件について。 やはり有村悠さんは15年前に東大に現役合格したという頭脳が足枷になっている。やらおんくらいの低知能なら、黙々と絵を描き続け、絵心がないながらも線だけは綺麗に引けただろう。東大に入れたのだからついでに絵…

父と言葉と『月光』第三楽章

記憶と言葉を失ったと思われていた施設の父に、言葉がほんの少しだけ戻ってきた。 てんかんを押さえる薬のせいで常時軽い麻酔がかかったような状態になっていた父は、今月初めに病院で薬を少し調整してもらい、その数日後、母のいつもの「お父さん、私は誰?…

旭日旗というキッチュと「私を傷つけたものを思い出させるな」

MoMA(ニューヨーク近代美術館)で開催中の『TOKYO 1955−1970:新しい前衛』展で、旭日旗のイメージが使われている横尾忠則の作品が展示され、同展の広告としても使用されていることに、在米韓国人団体が抗議している。 MoMAに展示された横尾忠則氏の作品、…

森美術館の回答についての雑感

会田誠展について - MORI ART MUSEUM 森美術館での会田誠展に抗議が起こった件について、先日、森美術館は美術館の観客である一般の人向けの文面を美術館サイトに出した。現代アート業界で一般向けの言葉としてよく使われている決まり文句に満ちた、可もなく…

免許証更新で小耳に挟んだ会話

運転免許証の更新に、警察署に行った。必要書類を持って視力検査の列に並ぶ。 私の前には、大学生くらいの若い男性がいた。彼の番になって、受付の婦人警官が言った。 「‥‥では、○月○日から△日の間で都合のいい日に、××センターへ講習を受けに行って下さい」…

介護の勉強を始めた

今年に入って介護の勉強を始めた。当面はホームヘルパー2級の資格を取るのを目標にしている。 自分がそんなことを考えるようになるなど、1年前までは想像もしていなかった。老いや介護問題がいずれ自分の身に降り掛かってくることはわかっていたとは言え、…