「アンネ・フランクの家はあっちだよ」

赤の他人が私に話しかける


Brittyさんのような美味しい目にあったことはないけど、ヨーロッパを旅行していると話しかけてくる人は時々いるなあと思った。
昔、アムステルダムの小さな通りでお目当てのギャラリーの番地を地図で探していた時、向こうからやってきた人に「アンネ・フランクの家はあっちだよ」と声をかけられた。「そこじゃなくてギャラリー探しているんです」と言うのがめんどくさかったので「サンキュー」と言ってやりすごし、再び地図を見ていたら別の通行人が寄ってきた。「アンネ・フランクの家ならあっちだよ」「‥‥サンキュー」。
地図をよく確かめて、道を一本間違えていたことに気づいた。そこにまたまた通りがかりの人が話しかけてきた。「アンネ・フランクの家をお探しですか?」。
そこでやっと、「いえ、別のところに行こうとしているのです。ありがとう」と言いました。この間たぶん2分も経ってない。みんな親切だな。それにしてもここらでうろうろしている外国人は、みんなアンネ・フランクの家を探していると思われるらしい。
通りの端まで出たら、入り口のところに「Anne Frank St.」という標識が立っていた。