バタバタして告知忘れておりました。すみません。
連載「シネマの女は最後に微笑む」、今回はFaceappの話題を前振りに、「なりすまし」で幸せを得ようとした孤独な女の心理サスペンス『ナンシー』(クリスティーナ・チョー監督、2018)を取り上げています。
初めての長編だというチョー監督の脚本が秀逸です。
ナンシーを演じるアンドレア・ライズボローのリアリティ溢れる演技はじめ、俳優陣が皆非常に良い。個人的には久々にスティーヴ・ブシェミを見て、落ち着いたインテリの役も板についているなぁと感心。
終盤の意外な展開に、深い余韻‥‥。私は泣きました。