『デンジャラス・ビューティ』、ミスコンを巡る笑いのバランス(連載、更新されています)

連日、お暑うございます。
次まで少し間があいてしまうので、「シネマの女は最後に微笑む」第90回のお知らせしておきます。

 

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サンドラ・ブロック主演のサスペンス・コメディ『デンジャラス・ビューティ』(ドナルド・ペトリ監督、2001)。懐かしいって人、多いですよね? ちょうど20年前の作品になりますが、定番の展開ながら今見ても十分面白いです。

ミスコンの扱い方にバランス感覚が発揮されています。テキストでは言及していませんが、ステージから恋人への愛を叫ぶレズビアン女性とか、放送局での上司と部下の感覚のズレとか、細部までよく考えられているなと。
そして、マイケル・ケインの「ヒギンズ教授」が嵌り役。最高ですね。

 

疲れることの多い毎日ですが、さっぱりした笑いをどうぞ。