連載エッセイ「絵を描く人々」が、WEBスナイパー(18禁サイト)*1で始まりました。
最初に描いた絵を覚えてますか? 好きなものを好きなように描いて楽しかった子ども時代、だんだん描くのが苦手になった思春期もあれば、どんどん描くことに没頭していった思春期もあり‥‥。
「自由に描く」とはどういうことか? 描きたい欲求とエロとの関係は? ちっともデッサンが取れないのはなぜ? 美大受験に石膏デッサンがあるのは? 一生懸命見ているのになぜ描けないの? ただ上手いだけじゃダメだよね? 絵が描けると何かいいことあるの?
‥‥‥などなど、幼稚園児から美大予備校生や専門学校生、一般の人々まで、幅広い年代の「絵を描く人々」を見てきた体験から、「絵を描くってどういうことだろう」について、さまざまなエピソードを織り交ぜながらじっくり考えていきます。
月一の更新。更新の告知はここと書籍公式twitterでしていきます。どうぞよろしくお願い致します。
【全12回の目次】(予定)
1. 人は物心つく前に描き始める
2. 「カワイイ」と「カッコイイ」、そしてエロ
3. 絵が苦手になる子ども
4. 美大受験狂想曲
5. 人体デッサンのハードル
6. 演出と詐術の世界へようこそ
7. 自画像と似顔絵をめぐって
8. ヘタうま流行りの功罪
9. 絵が描けるといい仕事
10 . 描くことの光と闇
11 . 絵を描くおばあさん
12 . 再び描こうと思った時
毎回掲載するイラストは、私のデッサンです。と言っても、同じモチーフを一つは右手、一つは左手で描いたもの(画像をクリックすると拡大します。調整が難しく、原画より若干トーンの幅が狭くなってますが)。
右手はともかくとして、左手が‥‥‥。あまり人に見せられるシロモノではありませんが、恥を忍んで出す理由は「描けないってこういうことなんだ」という実例紹介のため。「利き手でそこそこ描ける人も、反対の手だとこんなもんか」とご笑覧下さい。