告知
トランプの関税政策以降、見通しの悪くなった世界経済の中で、もし日本が金融危機に見舞われたら?と想像した人も少なくないのではないでしょうか。今回の「映画は世界を映してる」では、1997年に韓国を襲った甚大な金融危機を描いた『国家が破産する日』(…
フジテレビの一連の騒動、その後は目立った続報がありませんが、どうなっているのでしょうか。今回は、テレビ局における女性キャスターの位相を問う、実話を元にしたアメリカ映画『スキャンダル』(ジェイ・ローチ監督、2019)を取り上げてます。 forbesjapa…
連載「映画は世界を映してる」、今回は昨年の話題作、アメリカの近未来を描いた『シビル・ウォー アメリカ最後の日』を取り上げています。 forbesjapan.com 独善的な大統領が法を無視して第三期目の任期に入ったアメリカでは、19もの州が国家を離脱し、内乱…
今月はあまりに忙し過ぎて、こちらでの更新がなかなかできず、大晦日になってしまいました。 連載「映画は世界を映してる」、今回はドキュメンタリー『はりぼて』(監督/五百旗頭(いおきべ)幸男・砂沢智史、2020)を取り上げてます。 総務省が11月29日に…
早くも師走感が漂ってきた中、この一ヶ月ほどやたらと忙しく、ここの更新も遅れてしまいました。公私共にいろんな案件が同時多発で‥‥映画をチェックしてる暇もなく‥‥。 ところで映画ってなんであんなに長いんでしょうか。一時間くらいで十分だと思いますけど…
「映画は世界を映してる」第七回が公開されています。今回はエメラルド・フェネル監督、キャリー・マリガン主演の『プロミシング・ヤング・ウーマン』(2020)を取り上げてます(おおまかなストーリーに言及しています)。 forbesjapan.com 告発系の映画はち…
いつもより遅めの更新です。「映画は世界を映してる」第7回は、デジタルリマスター版が公開され話題の、往年のSF映画の傑作『ソイレント・グリーン』(リチャード・フライシャー監督)を取り上げてます。 forbesjapan.com 都市化にともなう自然破壊や公害問…
「映画は世界を映してる」第5回は、クライムアクションに振り込め詐欺という現代的なテーマを絡ませた韓国映画『声/姿なき犯罪者』(キム・ソン&キム・ゴク監督、2021)を取り上げてます。 forbesjapan.com スピード感のあるエンタメ作品。わりと定石通り…
お知らせ、遅くなりました。 「映画は世界を映してる」第4回は、埼玉県川口市に住まうクルド難民の家族を見つめた『マイスモールランド』(川和田恵真監督、2022)を取り上げています。 forbesjapan.com 国家を持たないクルド人のトルコでの分離独立闘争、…
「映画は世界を映してる」第3回は、アカデミー賞の賞レースにはあまり噛めなかったものの、話題性では昨年の洋画を代表すると言っても過言ではない『バービー』(グレタ・ガーウィグ監督)を取り上げています。 forbesjapan.com ネット上でも様々な観点から…
連載「映画は世界を映してる」第二回は、『パラダイス・ナウ』(ハニ・アブ・アサド監督、2005)を取り上げています。 forbesjapan.com パレスチナの二人の若者が対イスラエルの自爆テロ要員に選ばれてからのまる二日を、彼らの日常を交えて描いた秀作。 途…
『シネマの男 父なき時代のファーザーシップ』第24回で取り上げたのは、往年の名作『素晴らしき哉!人生』(フランク・キャプラ監督、1946)です。一人の平凡な男の半生に「父なるもの」がどう影響していたかに焦点を当ててみました。 forbesjapan.com 古き…
『自称・救援ノート 救援される前に読んどく本』が刊行されました。私は執筆と編集で関わっています。BOOTHで冊子概要と目次を公開していますので、是非ご覧ください。https://jisyokyuennote.booth.pm/items/5270402 「自称」とは「自称・救援会」から来て…
「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第23回は、独身の男三人が降って湧いた育児にドタバタする『赤ちゃんに乾杯!』(コリーヌ・セロー監督、1985)を取り上げてます。二年後にアメリカで『スリーメン&ベイビー』としてリメイクされたヒット・コメ…
「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第22回は、古田新太と松坂桃李が共演した『空白』を取り上げています。 forbesjapan.com 突然の交通事故で娘を失い、タガの外れていく父親。もともと横暴な面のある彼の目につきやすい「暴力」性はやがて、周囲…
ここでの告知を忘れてましたが!先週土曜に綿野恵太さんとのオンライン対談がありました。 綿野さんの『「逆張り」の研究』についての私の感想と質問、それに対するお答えから始まり、震災以後のTwitterの雰囲気、現象、そこに見られたものとは何か?につい…
「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第21回は、ケン・ローチ監督の『家族を想うとき』(2019)を取り上げてます。 forbesjapan.com 原題は「Sorry We Missed You」(ご不在につき失礼します)。邦題からは思いもよらない”宅配の地獄”が描かれていま…
告知がまた遅れましたね、スミマセン。 「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第20回は、フランス映画『アマンダと僕』(ミカエル・アース監督、2018)を取り上げています。 forbesjapan.com パリが舞台。初夏のパリの街の雰囲気が画面いっぱいに伝わ…
あまりの暑さにこちらの更新を忘れていました。。「シネマの男」第19回は、ジョン・ファブローが監督、脚本、主演を務めたコメディドラマ『シェフ 三つ星フードトラック始めました』(2014)を取り上げています。 forbesjapan.com 配役、役者の名はテキスト…
『シネマの男 父なき時代のファーザーシップ』第18回は、認知症の老人の世界をミステリー風に描いた『ファーザー』(フローリアン・ゼレール監督、2021)を取り上げています。 forbesjapan.com 脚本がなかなか凝っていて、意表を突く展開があり、いろいろ謎…
プライベートがバタバタしておりまして、こちらの告知がだいぶん遅れました。「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第17回は、ウィル・スミス父子が共演して話題だった『幸せのちから』を取り上げています。 forbesjapan.com 経済的に行き詰まり妻と…
「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第16回は、2018年のイスラエル映画『靴ひも』を取り上げています。 forbesjapan.com イスラエル・アカデミー賞(Ophir賞)に8部門ノミネートされ、助演男優賞を受賞。さまざまな映画祭で観客賞も獲得している佳…
「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第15回が更新されています。 ロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイが共演したコメディドラマ『マイ・インターン』(2015)を取り上げました。 forbesjapan.com ヒット作ですが、好きな人と苦手な人に分かれる…
ForbesJapanで好評連載中の「シネマの男」第14回は、野村芳太郎監督、緒方拳主演の『鬼畜』を取り上げています。我が子殺害(未遂)に至る「父の弱さ」に焦点を当てました。 forbesjapan.com 松本清張原作シリーズの中でも、高い完成度を誇る本作では、岩下…
「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第13回は、『アイ・アム・サム』(ジェシー・ネルソン監督、2001)を取り上げています。 forbesjapan.com 知的障害者の父を演じたショーン・ペンがとにかく秀逸です。どこかジェンダーレスな感じの父親像は、こ…
「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第12回は、ジョン・フォード監督の名作『わが谷は緑なりき』(1941)を取り上げてます。 forbesjapan.com 時代の波の中で徐々に崩壊していく炭坑の村の大家族、その中心だった”古い”父の姿を、これほど味わい深…
連載「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第11回は、ロバート・デ・ニーロ監督の『ブロンクス物語』(1993)を取り上げてます。 forbesjapan.com イタリア系移民の少年と「二人の父」。デ・ニーロの監督作品としての評価は、王道の手堅い作りといっ…
ずっとバタバタしていて、すっかり忘れていました、こっちの告知。何人見て下さってるかわかりませんが、すみません。。「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第10回、今回はあまりにも有名なイタリア・ネオリアリズモの代表作、『自転車泥棒』(ヴィ…
「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第九回は、父と娘の愛と葛藤を描いた『ガラスの城の約束』(デスティン・ダニエル・クレットン監督、2017)を取り上げています。ファンタジーものみたいなタイトルですが、実話が原作です。 forbesjapan.com 過…
「シネマの男 父なき時代のファーザーシップ」第八回は、『スタンド・バイ・ミー』(ロブ・ライナー監督、1986)を取り上げています。閉塞的な町で、父親があまり機能していない家庭の少年たち。四人の中でひとり健気な父性を発揮するクリス・チェンバース(…