告知

『マイ・ブックショップ』に見る志の継承(連載更新されました)

週末バタついて告知が遅れました。 「シネマの女は最後に微笑む」第62回は、「非常事態」下の書店の状況を枕に、『マイ・ブックショップ』(イザベル・コイシェ監督、2017)を取り上げてます。 forbesjapan.com 舞台は1959年のイギリス海岸沿いの小さな町。…

「異物」を排除する共同体を描いた『獣は月夜に夢を見る』(連載更新されました)

告知遅くなりました。 「シネマの女は最後に微笑む」第61回は、コロナ禍の「自粛警察」の話を枕に、デンマークとフランスの合作映画『獣は月夜に夢を見る』を取り上げています。 forbesjapan.com デンマークの漁村を舞台に、少女の体に異変が起き「獣」にな…

自分でも自分の行動の先が読めない・・・『若い女』(連載、更新されました)

「シネマの女は最後に微笑む」第60回は、フランスの若手女性監督の長編デビュー作『若い女』(レオノール・セライユ監督、2017)を取り上げてます。第70回のカンヌ国際映画祭で新人監督賞受賞。 forbesjapan.com ヒロイン役のレティシア・ドッシュが、すごく…

現実よりも心的現実に真実が宿る『ブラック・スワン』(連載更新されています)

「シネマの女は最後に微笑む」第59回は、「自粛要請」の二律背反を枕に、ナタリー・ポートマン主演の『ブラック・スワン』(2010)を取り上げています。 forbesjapan.com 現実と心的現実(幻覚)が交錯して描かれるこの作品、後者に焦点を当てて振り返ってみ…

「偶然」に翻弄される女の過酷な運命『題名のない子守唄』(連載、更新されました)

「シネマの女は最後に微笑む」第58回は、『ニュー・シネマ・パラダイス』や『海の上のピアニスト』で有名なジュゼッペ・トルナトーレ監督の、『題名のない子守唄』(2006)を取り上げています。 forbesjapan.com 2007年のヨーロッパ映画賞とイタリア・アカデ…

パンデミック映画にして女性映画『コンテイジョン』(連載、更新されました)

お知らせ遅くなりました! 「シネマの女は最後に微笑む」第57回は、新型コロナウイルスの感染拡大を前フリに、『コンテイジョン』(スティーブン・ソダーバーグ監督、2011)を取り上げています。 forbesjapan.com コンテイジョンとは接触感染という意味。先…

イタい女のイタい話と言えばまずこれ『ヤング≒アダルト』(連載更新しました)

「シネマの女は最後に微笑む」第56回は、シャーリーズ・セロンが主演した『ヤング≒アダルト』を取り上げています。 2011年の作品、結構話題になったのでご覧になった方は多いのではないでしょうか。是非、無料会員に登録してどうぞ。 forbesjapan.com 途中で…

撒いてしまった種をどのように引き受けるか ‥‥『よこがお』(「シネマの女は最後に微笑む」更新)

いつものように、お知らせ遅くなりました‥‥。 連載「シネマの女は最後に微笑む」第55回は、筒井真理子主演『よこがお』(深田晃司監督、2019)を取り上げてます。 観た後いつまでも胸がざわざわする傑作ですね。映画の途中でわかるネタバレについては直接触…

答えに人より早く辿り着く元・天才児が人間関係の答えで右往左往(「シネマの女は最後に微笑む」更新されています)

連載「シネマの女は最後に微笑む」第54回は、『マイ・プレシャス・リスト』(スーザン・ジョンソン監督、2016)を取り上げています。『Gifted/ギフテッド』(マーク・ウェブ監督、2017)も同じく天才児を扱った作品でしたが、こちらはその天才児の行く末と…

ダイアン・キートンいいよねぇ、安定の良さです、作品も上質です(「シネマの女は最後に微笑む」更新されてます)

いやー忘れてた忘れてた。すみません。あけましておめでとうございます。先週末に更新された連載のお知らせです。 「シネマの女は最後に微笑む」第53回は、ダイアン・キートンとモーガン・フリーマンが共演した『ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります』(201…

母と息子だからこその展開、『母なる証明』(連載更新されました)

「シネマの女は最後に微笑む」第52回は、母と息子の密着関係が背後にある事件を前フリに、韓国映画の秀作『母なる証明』(ポン・ジュノ監督、2009)を取り上げています。 「最後に微笑む」のか???という作品ですので、大まかなストーリーを追いつつもラス…

『たちあがる女』/『天才作家の妻 40年目の真実』(連載2回分のお知らせです)

連載「シネマの女は最後に微笑む」の告知、一回飛ばしてしまった分も含めてまとめてお知らせします。 第50回は、グレタ・トゥーンベリさんよりずっと年上でずっと”過激”な環境活動家を主人公にした、アイスランドが舞台の映画『たちあがる女』(ベネディクト…

加害の引き受けと陥没のエレガンス/藤井健仁展テキスト

鉄を素材に彫刻を作り続けている藤井健仁の個展「ABJECTION X」が、来週から日本橋高島屋S.C.本館6階美術画廊Xにて開催されます。DMに掲載された拙文を、作家の了承を得てこちらに転載します。 ● 加害の引き受けと陥没のエレガンス 労働 アートと呼ばれるも…

オダギリジョーと西島秀俊の絡みが何気に素晴らしい『メゾン・ド・ヒミコ』(連載更新されました)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第49回は、2005年の邦画『メゾン・ド・ヒミコ』(犬童一心監督)を取り上げています。 全体に、ゆったりとした「行間」が取られ、そこで登場人物の心理を想像させるという日本映画らしい作り。…

プライドと理想が高く愛想と口が悪く世渡りの下手な一匹狼のすべての職業人に(連載更新されました)

映画から現代女性の姿をpickupする連載「シネマの女は最後に微笑む」第47回がアップされています。今回取り上げたのは、『ある女流作家の罪と罰』(マリエル・ヘラー監督、2018)。 様々な賞にノミネートされた佳作ですが、日本では劇場公開されてない模様。…

彼女はレイプ犯と何を「共有」したのか‥‥ 『エル ELLE』(連載更新されています)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第46回は、イザベル・ユペールが被害者然としないレイプ被害者を演じて話題になった『エル ELLE』(ポール・バーホーベン監督、2016)を取り上げています。 forbesjapan.com バーホーベンらし…

カジノに集まるアメリカ富豪の闇が興味深い『モリーズ・ゲーム』(連載更新されています)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第45回は、横浜市のカジノ誘致の件を枕に、ジェシカ・チャステインがカジノの経営者を演じた『モリーズ・ゲーム』(アーロン・ソーキン監督、2017)を取り上げています。 forbesjapan.com 実話…

「錆と骨」の方がずっといいタイトルだが邦題は「君と歩く世界」(連載更新されています)

先月下旬はお盆でお休みだったわけではないです。バタバタしておりまして、告知をすっかり忘れてました。 このブログ、連載のお知らせだけになったとは言え、また読んでいる方も少ないとは言え、一ヶ月も放置はよくないですね。すみません。 映画から現代女…

安全な道より冒険に賭けたら肚を括らねばならぬ(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

連日お暑うございます。 映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第43回は、近年相次ぐ重要公文書の改竄、紛失の件を枕に、2017年の話題作『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』を取り上げています。 「継承か革新か」正義を前に揺…

スカッとする犯罪コメディで暑気払い(「シネマ〜」更新されました)

あまりの暑さにボンヤリしていて、こちらでの告知を忘れておりました。。 映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第42回は、2008年の犯罪コメディ『デンジャラスな妻たち』(カーリー・クーリ監督)を取り上げています。原題は『Mad …

シャーリーズ・セロンのプロ根性に驚く(「シネマの女は最期に微笑む」更新されてます)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最期に微笑む」第40回は、シャーリーズ・セロン主演の『タリーと私の秘密の時間』(ジェイソン・ライトマン監督、2018)。 ワンオペ育児の苦境を、主婦はどうやって乗り切ろうとしたか - ForbesJAPAN タリー…

007以外でのジュディ・デンチの魅力を堪能(「シネマの女は最期に微笑む」更新されました)

『シネマの女は最後に微笑む」第39回は、年金破綻を政府自らが認めた例の件を枕に、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(ジョン・マッデン監督、2012)を取り上げてます。2も作られているヒット作。 新天地で自分を生かす、勇気ある老女の「第二の人…

現代ロシアの階層差を静かに告発する『エレナの惑い』(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

告知遅れました(←いつものこと)。。 映画から現代女性の姿をピックアップする映画レビュー第38回は、アンドレイ・ズギャビンツェフ監督の『エレナの惑い』(2011)を取り上げています。現代ロシアの階層差や性差の生む問題を、一人の中高年女性の”許されざ…

「間違ったバスに乗っても正しいところに着く」(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第37回は、『めぐり逢わせのお弁当』(リテーシュ・バトラ監督、2013)。 「弁当」をめぐる手違いが妻に与えた不安と勇気 | ForbesJAPAN めぐり逢わせのお弁当 DVD 出版社/メーカー: 東宝 発売…

男も女も「女」を愛する(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

こちらでのお知らせ、また数日遅れです。。映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第36回は、フランソワ・オゾン監督の『彼は秘密の女ともだち』(2014)を取り上げてます。原題は「新しいガールフレンド」という意味。邦題はやや内…

イタくてキュートな松岡茉優を100%堪能する(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

卑近な事情で、こちらでは数日遅れての告知です。映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第34回、更新されました。今回は、松岡茉優がヒロインを好演して話題となった『勝手にふるえてろ』(大九明子監督、2017/原作:綿矢りさ)。 …

排外主義のテロはテロの名に値しないがそれはさておき(「シネマの女は最後に微笑む」更新されました)

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第33回は、先日の東京マラソンのテロ警戒ぶりを枕に、ドイツ映画『女は二度決断する』(ファティ・アキン監督、2017)を取り上げています。主人公が「最後に微笑」まないのですが、超絶重い内…

おばさん×青年、移民×旅行者、異邦人×異邦人の物語(「シネマの女は最後に微笑む」第30回更新)

映画から現代女性の姿をpickupする連載コラム「シネマの女は最後に微笑む」第30回は、アルゼンチンを舞台にした『オリンダのリストランテ』(パウラ・エルナンデス監督、2001)を取り上げました。 一見地味な風合いの作品ですが、観ているうちにじわじわと、…

安藤サクラの記念碑的作品『百円の恋』を改めて観る(「シネマの女は最後に微笑む」第29回)

こちらでのお知らせ、数日遅れてしまいましたが。。 映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第29回は、安藤サクラが数々の主演女優賞に輝いた『百円の恋』(武正晴監督、2014)を取り上げました。話の枕は、この間炎上した西武・そご…

ドヌーヴの貫禄と多面的な魅力が光る『ルージュの手紙』

映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第28回は、カトリーヌ・ドヌーヴとカトリーヌ・フロが共演した『ルージュの手紙』(マルタン・プロヴォスト監督、2017)を取り上げています。原題は『Sage femme』(助産婦)。 セーヌの流れに…