連載エッセイ「絵を描く人々」第5回のお知らせ

絵を描く人々 第5回 人体デッサンのハードル


WEBスナイパー(18禁サイト/本エッセイは18禁ではありません)に好評連載中の「絵を描く人々」、今回のテーマは「人体を描くこと」です。当ブログ過去記事の幾つかを手を加えて入れています。


画家や彫刻家を目指す人は必須と言われる超伝統的な課題、裸婦デッサンやクロッキー。モデルさんを直接見て描きますが、アート以外の分野では必ずしもそうではないかもしれません。漫画家やアニメーターを目指す人向けの、人の描き方指南本もたくさん出ているし、プロの漫画家の絵を真似て描いているうちに、描けるようになる人もいるでしょう。
だいたいモデルさんを呼ぶのはお金がかかる。着衣なら友だちに頼めても、ヌードとなるとそういうわけにもいきません。


と、ここまで書いて急に思い出しましたが、高校の美術科に通っている頃、部室で友だちと二人、互いにモデルになって、ヌードデッサンしたことがありました。部屋に鍵かけて。別の友だち二名は、クラスのもう一人の子に上半身ヌードになってもらって、やっぱり部室で描いてました。全員女子です。楽しかったなぁ。
それから高校三年の時、予備校の夏期講習会で、エアコンの効かない石膏部屋(石膏像が置いてある倉庫)に残ってデッサンしていた時に、「暑いから上脱いじゃお」と一人の女子が言い出して、男女3人上半身裸(女子はブラつけてた)でデッサンしていたことがあったっけ。やっぱり部屋に鍵かけて。もちろん何も怪しいことは起らず、教務の人が戸締まりの点検に来て、慌てて服を着たのだった。
‥‥‥すみません全然関係ない話になりました。


ところで、毎回モチーフを変えて描いている左手・右手デッサンですが、さすがに根本的なことに気付きました。本文最後のキャプションをどうぞ。