一年半に渡って連載してきました「絵を描く人々」、最終回です。
絵を描く人々 最終回 美しいもの、不思議なもの、不気味なもの - WEBスナイパー*1
単純に「美しいもの」を絵の中に求め、やがて「不思議なもの」に惹かれ、その中で「不気味なもの」に出会う。最後のはもちろんフロイトが論文に書いたあれです。
この三つが、子ども時代から少女時代にかけて、私が絵に惹かれ、絵を描く動機になった要素だったということで、今回のタイトルにしています。
重要なのは、不気味なものを描いた絵が「不気味なもの」というわけではないということです。それが出現するのは、不意打ちのような一瞬のこと。
むしろ「不気味なもの」は、「絵を描くこと」の中に現れる瞬間があるのではないか。絵を描く人々なら、その瞬間を知っているのではないかと思います。
イラストは、数年前に描いたデッサンから切り取りました。元絵はこちらの記事の最後に小さく載せています。どうぞよろしく。
ご愛読どうもありがとうございました。
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