検索さとう珠緒ヌード

ブログスパム

11日の更新以来、リンク元の「goo検索さとう珠緒ヌード写真」が10日で1000件を超えてしまった。こうしている間にもヤフーの検索などを含めると、2000件に迫る勢い。
これが最近多いと聞くブログスパムというやつであろう。たぶん間違いないと思う。ブログスパムについてはこちらを参照。それによると、

膨大な数のブログのコメントにURLを埋め込むことで、そのブログ・コミュニティーバイアグラを安く買える最新のウェブサイトの情報で盛り上がっていると、検索エンジン(とくに『グーグル』)に思い込ませることができる……どうやらスパマーはそう考えているようだ。
グーグルはリンク数を人気の目安として扱うため、理屈としては、多数のブログから張り巡らされたスパマーのサイトへのリンクによって、そのサイトは検索エンジンのランキングの上位につけることになる。


かなり前、アダルトサイトから大量のリンクが張られていた時に、狙われていると気づくべきだったのである。
ブログスパムの存在を知る前は、細木数子について書いた際、ツッコミ欄でさとう珠緒の名前をちらっと出したことがあったので、単純にそれがキーワードでひっかかってくるのだと思っていた。呑気にもほどがある。
そして、そんなにさとう珠緒のヌードを見たい人が多いのか、まあどうせ「アイドルお宝画像」とかそんなもんがトップに来ているんでしょ、などと思い、リンク元の「goo検索さとう珠緒ヌード」に行ってみると、58件あるうちのトップは検索結果を紹介しているとこで、二番目と三番目に私のブログがランキングされていた。なんということだ。
スパマーのお陰で、私のブログは「さとう珠緒のヌード」で盛り上がっているブログということになってしまっている。


しかしブログスパムのこともよく知らず、純粋に「さとう珠緒のヌード」に関心があって検索かけた人はどう思うだろうか。
さとう珠緒ヌード」の検索結果の上位サイトだから、何かしら期待に応えるものがあるだろうと思われて来た人がもしいたら、期待を裏切って申し訳ない。
お店の入り口に「ここで今、さとう珠緒の"ヌード"が見られます。入場無料!」という張り紙がしてあって、人がじゃんじゃん入っていくので喜んで入ってみたら、さとう珠緒の習字(ヌードって書いてある)が一枚張ってあっただけだった、みたいな感じかな。紛らわしいことすんなよーてなもんだ。
さとう珠緒のヌード」について詳細かつ大胆に論じていることで有名になったサイトならいいが、ただスパム攻撃に晒されているだけでは何の自慢にもならない。
しかし一般読者が数百人規模のブログにスパムなぞかけて、何が面白いのだろうか。まあコメントスパムではないので直接的な被害はないが、なんとかしたいものだ。


seach.yahooの「老女 セックス」も、同様である。
一時期「男の裸画像」「韓国人 ヌード」とリンク元の上位を争っていた。老女のセックスについてなんか書いた覚えがないので辿ってみると、やれやれここでも私んとこが1位と2位。
Ohnoblogは「老女セックス」で盛り上がっているサイトということになっている。
その下に並ぶ検索サイトを見ていくと、「老女ヌード、巨女、アナル関連、獣姦、妊婦ヌード、赤ちゃんプレイ、うんこ食べ、性器ピアスなどなど」といった記述がある。 ざっと眺めて、世の中にはいろんな趣味嗜好を持った人がいるのだな、ということは目の当たりにできた。
この際だから純粋に「老女セックス」関係でいらした人(いるかもしれない)に申し上げたいが、老女のセックスについてはここでは書いてない。書けるものなら書いてみたいが、今のところ材料とモチベーション不足なので。


近頃のプチ人気、あるいはプチスパムは「黒木瞳ヌード」と「叶姉妹ヌード」。とにかく「ヌード」でないことには始まらない模様。
リンク元」だけ見ていると、エロサイトのようで笑えてくる。攻撃されてるんだから笑ってる場合ではないが。

自爆するぶりっこ

さとう珠緒ヌード写真」の検索がいつ頃から現れたのか遡ってみると、12月の8日以降であった。
12日8日と言えば真珠湾攻撃の日として名高いが、もしかして珠緒の写真集でも出た日なんだろうか。それにちなんでスパムとか?
などと書いているハナからつい思い浮かべた絵は、「ゼロ戦に乗ってパールハーバーの米駆逐艦にきゃあきゃあ笑いながら突っ込んでいく、オールヌードに日の丸鉢巻きのさとう珠緒(手はグーにしてほっぺに当てる)」。
さとう珠緒ヌード写真集には、是非一枚入れてほしいショットではないだろうか。
写真集タイトルは「珠緒襲来」。売れると思うがな、それなりに。


さとう珠緒は、日本の女が最も見たくない日本の女の代表選手である。
いい歳して目うるうるさせて喋り方はトロくて、知ってることも知らないと言い周囲から常にワンテンポ遅れ。「日本の女の幼稚さ」のイメージを集大成して3Dビジュアルに置き換えたのが、さとう珠緒ということになろうか。
しかし、嫌われ者の弄られキャラだということに自覚的になり、自ら積極的に「さとう珠緒」を演じるようになってからつまらない。
ナンシー関がどこかで、田村正和田村正和というものを自己模倣していると書いていたが、珠緒にもかなり前からその気配が濃厚になってきた。田村正和の自己模倣ほどは面白くないし、頭も良くないかもしれないので、どこまで計算済みなのかわからない。ぶりっこ(死語)やっても常に適切なツッコミが入るという予定調和な環境が、あからさまに確立されているわけなので、見ていて萎える。


死語となった「ぶりっこ」をどうしても冠せられる珠緒であるから、その存在が「死に体」として認知されているということである。
「死に体」をつつき回して喜んでいるテレビ業界。
古臭いアイドル路線ではとても通用しなくなった30女が、今更キャラを変えることもできずにイタい存在になっていく、という状況そのものを、自分の芸能界での延命策に姑息に組み込んだ(というか組み込まされた)という身も蓋もない事実。
「嫌われる女no.1」になっても、それは珠緒にとっては当たり前の結果で「ぷんぷん!」とかやってれば済む程度の話だ。


そうやって珠緒は、「珠緒、最近開き直ってていいじゃん」くらいのユルい承認がされるような立ち位置を、なんとなく獲得している。
転んでもタダでは起きない女。いや転びっぱなしを芸にしようとしている女。これが珠緒の懐柔策であるから、今さら「男に媚びててイヤ」などと積極的に嫌ってみても、ちっとも嫌い甲斐がない。
珠緒がもっと嫌われようと思ったら、杉田かおるみたいに金持ちと結婚して「私の幸せを皆さんに分けてあげたい」くらいは笑顔で言わないと。それも一回しか使えないが。


嫌われ役なのに嫌い甲斐がないということは、早晩飽きられるということである。従って、「珠緒襲来」くらいのインパクトで追い打ちをかけねば、バラエティしか生き残る道がない30女としては、厳しいものがあるのではないかと思う。
それとも演技派女優を目指して精進しているのだろうか。この期に及んで、つまんない映画やドラマで頑張っても仕方ないと思う。
珠緒がしなければならないのは、自爆シーンである。ぶりっこ女の悲惨な末路というものを、笑って演じてもらいたい。


しかしそんな妄想とは無関係に、こういう「天然ボケ」な女を好きな男は多いと聞く。さとう珠緒本人は嫌いでも、それモドキの女にはコロッと騙される男は、結構多そう。
だいたいこういうタイプの女子は伝統的に妙にモテる。モテるから増々同性の反感を買うが、珠緒の隠れファンの男は結構いるのだろう。
そういう人が「珠緒のヌード見てえええ!」などと思い詰めて、検索かけて私のブログを来訪するのだろうか。それとも一種の怖いもの見たさなのだろうか。


‥‥なんて思っていたのだが、スパムだった。
悔しいので、さとう珠緒をネタにして1本書いてみた。
スパムされてもタダでは起きません。