増田記事解読続き

引き続き、狭い界隈の4、5人しか興味のない話です。
無駄に長いです。
結論はありません。

母‐娘の力関係を読みきれてないから「実は何があったの?」的な話になる。欠如はある意味女性の条件。これが娘を行為へ駆り立てる(欠けてるから盗む)までになるには「必要なの?」という問いが加わらねばならない
http://b.hatena.ne.jp/Midas/20090903#bookmark-15759435

後半がよくわからない。AntiSepticさんはあれこれ推論していましたが、コメントする余力がありませんでした。


以下Midasさんの「つづきブクマ」シリーズ。

その1 いーやwまだ理屈が足りん。どっかのブ米でありむーが「彼はオタクではなく『オタク』になりたいだけ」て言われてたのと同じ。彼女は盗みの行為でも物品そのものでもなく肩書き「盗っ人」が欲しいのである。(続く)
http://b.hatena.ne.jp/Midas/20090904#bookmark-15774198

なるほど。だから脇が甘くてすぐバレてたと‥‥。

その2 故に盗みの現場を押さえられる必要があるとすら言える。Keyは盗みではなく「返す」。子供てのはそういう物。ありむーの「児ポを禁止して変態の俺を罰してくれ(人格形成としての自罰パラノイア)」と一緒。(続く)
http://b.hatena.ne.jp/Midas/20090904#bookmark-15785467

つまり叱られたかったと‥‥。

その3 それがわかんないのは消毒も含め絡んでるババアどもが全員「薄汚れちまった(ありむー談)」大人だから。「所有」と聞かされて「結婚とは…なるほど男の所有だ…」て思うのがもう更年期の立派な証拠。(続く)
http://b.hatena.ne.jp/Midas/20090904#bookmark-15772141

うわぁあん(;´Д`。) 「ども」でいっしょくたにw‥‥「ババア」「更年期」は私だけです。
前のブコメこちら参照)中の「誰(どんな女)なら男(父親)を所有したまま返さずいれるか」「母の深層心理には「私は男の正当な所有者でなかった(盗んできたに等しい)」という罪悪感がある。」に引っかかりましたね、全員。でもこれ引っかかるよな。

その4 子供が「所有権は女の資格?」と訊く時それは物体としての男でなくあのあやふやでかつある瞬間、魂を捕らえ占有し離さない愛、いかにして愛をわが物にするかを問うてるのだ。お前等と違って愛と結婚が直でリンクしてんの
http://b.hatena.ne.jp/Midas/20090904#bookmark-15760990

「死別の原因は、病気が事故か何かそういう不幸(=災難)であって、夫婦の不仲ではない。夫婦は最後まで愛し合っていたかもしれない。だが離婚は不仲(=夫婦愛の喪失)が原因」まではまだしも、「結婚(所有)」として次に繋げたのが間違い。「結婚(愛)」だ。少なくとも娘にとっては。



たぶん探し物は一番目につくところにある。ということで、もう一回増田記事を読む。


まず娘の言動を時系列に沿って見てみる。・は記事より抜粋した文。※は母親の行動。
■ 最初の盗み(記事では回想として途中に挿入されている)
 ・見覚えのないDSソフトを見つけて問いただしたら「借りた」と言った。
 ・その子はちゃんと了承したのか念を押すと「黙って借りてきた」と言った。
  ※ソフトの持ち主を公園に呼び出して娘の手から返させたのを確認。
■ 友人と母親来訪
 ・そのこの話によれば娘の部屋にソフトは忘れていった。今日みつけたけれど娘は「ママに買って貰った」と言った。
  ※娘の部屋で一つ発見。
 ・娘が意固地にも他のソフトを隠して出さない。協力しない。
 ・泣いて暴れて邪魔して一つ年下の友人とその母親を前に醜態を晒す。
  ※ここで最初の返したはずのDSソフトを発見。友達のは四つのうち三つ見つけて返し、とりあえず友達と母親を帰す。
■ 母親と対立、謝罪に連れていかれる
 ・再び娘と対峙。相変わらず「ない。知らない」の一点張り。
  ※やっと見つけたので、先の友達の家に娘を伴って返しに行き謝罪。
■ 帰宅後、説教される
 ・あの時、実は返していなかったのか?聞くと「返したけれど、また黙って借りてきた」とのこと。
  ※小一時間説教し、「今日、何がいけなかったか」を言わせる。
 ・娘は「嘘をついたこと」と「ママに迷惑をかけたこと」と言った。
!ぎゃーん、今頃自分の明らかな誤読発見。同じDSソフトを二回盗んだ相手は父親の死別した子ではない。その子から盗んだのは一回(4枚)。娘の盗みは「死別の不幸/離婚の不幸」とは関係ない。




段落ごとで、増田の書き方を見てみる。・は段落最後の文。→はその段を読んだ私の印象。
■ 第一段落:娘の部屋にソフトを忘れていったという友達と母親来訪。
 ・本当に忘れていったのか?娘がわざと隠したのではないか?相手が好意的に忘れていったのだと思うと解釈してくれたのでは?
 →最初から娘を疑っている。
■ 第二段落:娘が返さない。相手の母親に「父親の形見なので」と言われ、悔し涙。最初の盗みを思い出す。
 ・こういうことはこれで最後にしろと言い聞かせた。でもこの子は何も理解してなかった。
 →娘に対する強い失望感。
■ 第三段落:相手の親の「不幸自慢」への苛立ち。離婚のこと。
 ・本当に悔しい。でも不幸で対抗しちゃダメだ。誠意を見せろ。
 →娘の話が自分の話になっている。
■ 第四段落:友達にソフトを返す。相手の母親に寛大に接せられ恥ずかしさを味わう。
 ・子ども同士での無断の貸し借りをうちでは禁止していた。勝手に貸し借りしてた?
 ・あと脇に置いて保留にしたソフトの扱いをどうしよう…。
 →再び娘への疑惑と困惑。
■ 第五段落:友達の家に謝罪に行く。途中スーパーで菓子折りを買う。
 ・娘の不祥事の詫び入れに赤い目して並んでる人間だっている。自分が一番場違いだ。
 →自己嫌悪に近い自己憐憫
■ 第六段階:相手の親の「不幸自慢」に強く苛立つ。
 ・「夜分遅くに失礼しました」と言って、失礼にならないようにドアを閉める。近くの公園で花火をしている親子の笑い声が聞こえた。
 →怒り、嫉妬、自己憐憫
■ 第七段落:娘への説教。内心あれこれ迷っている。娘が理解してないのに失望。
 ・「盗むなら、なくなっても気にしない安物にしろ」っていうのは、ずっと頭をかすめていたけれど、口には出さなかった。
 →思っていることと娘に言っていることが矛盾。
■ 第八段落:翌日、映画鑑賞をとりやめ娘には自宅にいさせる。DSと漫画本没収。
 ・そういった意味合いで没収したのだが、娘が悪いことをしたペナルティくらいにしか捉えてなかったらどうしよう。
 →自分の教育に自信をなくしている。
■ 第九段落:まとめ(自分への教訓)
 ・今度、会ったときには再度謝る。泣いてしまったことも謝る。不幸自慢は受け入れろ、聞き流せ。
 →やはり自分の苦しみだけ見ている印象が。



書いたものをしばらく眺めていたが、何も新たに思い浮かばないので、Midasブコメに戻る。


母親の深層心理にある「男の正当な所有者ではなかった(盗んだに等しい)」という罪悪感。
娘の「盗っ人」として罰せられたいという感情。
女は「いかにして愛をわが物とするか」という問い‥‥。


娘は自分が「盗っ人」になることによって、母の罪悪感を払拭しようとしているのか?
そこに「女」と「愛」と「所有権」をどう位置づける?



だめだ。わかりません。
多分私の目が妄想で曇っているか、もともと頭が悪いかだ(たぶん両方)。