彼女が欲しい男性が女性と出会うためにはどこへ行けばいいのか

彼女が欲しい男性が女性と出会うためにはどこへ行けばいいのかという場所トップ10 - Gigazine
↓こちらのサイトから引っ張って来たものらしい。
AskMen.com - Top 10: New Places To Meet Women


いかにも欧米臭いセレクトで、日本人にとってはもう一つリアリティがないなあという感じがしますので、第10位から順番にちょっと茶々を入れてみましょう。


第10位:ダンス教室
ダンスが苦手な人は行けません。女性との会話に慣れてない男性が、いきなりペアで踊れるわけがないでしょう。ベリーダンスなんかもっての他です。むしろ無様を晒すことになりかねません。ソシアルダンスは中高年の男女ばかりだし、流行りのサルサやフラメンコは女性の踊りが激しいので、却って怖くなるかもしれません。


第9位:ワインのテイスティングイベント、試飲会
ワインなんかにこだわりのある女性は、敷居が高そうで苦手だという人には向きません。お酒に酔い易い人(口に含んでからペッと吐き出すことができればいいが)は、醜態を晒す可能性があります。ワイン好きならとっくにその手のところに出かけて、誰彼構わずウンチクを垂れて嫌がられているはずです。


第8位:ドッグパーク、犬と一緒にいてもOKな公園
日本にはドッグパークがたくさんあるのでしょうか。知りませんが、どっちにしろ犬を飼っている人しか行けません。その犬も、血統書のない雑種じゃ格好がつきません。


第7位:オフ会
ルックスが良くて積極的な男女からカップルになっていくでしょう。容貌に自信がなく、女性とのコミュニケーションに不慣れな人にとっては、せつない場所になりそうです。


第6位:アートウォーク、美術を楽しみながらウォーキングするイベント
美術館や自治体主催でやっているところもあるでしょうが、大都市に限られるでしょう。ある程度アートの知識がないと、冷たい目で見られることになります。そもそもアートに興味がなければ苦痛です。


第5位:芝居や演劇の教室
結構濃い人が集まりそうなので、大人しい淡白な人には向きません。台詞を覚えるのも大変です。いい役はイケメンにもってかれます。大勢の人前で演技ができる度胸があるくらいなら、彼女も作れているはずです。


第4位:フィットネス教室
レオタードのおばさんに混じって跳んだり跳ねたりできますか?


第3位:コミュニティサービスやボランティア
彼女探しのためにボランティア? ちょっと不謹慎では。


第2位:旅行、パックのツァー
経済的時間的余裕が許せばいいかもしれません。ただ、旅先のアバンチュールを求めるだけの女性にひっかかる危険性はあります。相手もそういう目で見ています。また、山や海では活躍できても、街に帰ってきたらあまりパッとしないので愛想を尽かされた、ということもありえます。


第1位:ソーシャル・ネットワーキング・サービス系のサイト、いわゆるSNS
出会い系として使おうとしている男性は、すぐに見抜かれます。後はオフ会に同じ(ただ知人で、掲示板で知り合って結婚した人もいますので、ネットにも可能性はあるということにしておきます)。



そういうわけで、ブコメにも書きましたが、私はクッキングスクールをお薦めします。以下理由。


1) 女性が多い。
人気のABCクッキングスタジオ*1など、妙齢の女性がたくさんいます。「男の料理塾」とか「お父さんのための料理講座」というところへ行ってはもちろんいけません。是非男性の参加可なところを探しましょう。ちなみにABCクッキングスタジオだと、入会金12600円、12回コースで54180円です。単純計算して一回5565円。妙齢の女性たちと美味しい料理を覚え、作り、一緒に食べる、それでこの値段ならまあ妥当でしょう。


2) 料理に意欲的な男性はどこでも好まれる。
これは洋の東西を問わない真実です。「やろう」という意欲、それだけで女性のポイントは高くなります。料理音痴でもいいのです。最初に回りの人に「初心者なので足を引っ張るかもしれませんが、よろしくお願いします」と言っとけば、好感度も上がります。恥ずかしがらずにエプロンをつけ、頭はタオルでキリッとすれば完璧です。
くれぐれも「嫁さん候補を見つけに来た」という態度を出してはいけません。動機を訊ねられた時は、一人暮らしなら「少しはうまいものを食べたいと思って」、家族と同居なら「たまには家族に料理を作ってあげたいと思って」と言っておきましょう。


3) 共同作業で仲良くなりやすい。
これも真実です。もし料理がある程度得意でも、仕切ってはいけません。無駄口を叩かず真面目に取り組み、使い終わった鍋洗いなどは積極的に引き受けましょう。
もし余裕ができたら「さすが包丁さばきが上手いですね」などと褒めましょう。しかし一人を褒め過ぎはダメ。他の女性が嫉妬しグループワークを乱す要因になります。基本、無口でいいです。気が楽ですね。


4) 美味しいものを食べた同士は仲良くなりやすい。
真実。もし味が今いちだったとしてもケチをつけないように。何でも美味しそうに食べる男性は魅力的です。お近づきになりたい女性が主に味付けを任されていた場合は、盛大に褒めましょう。切り方を褒める、茹で加減を褒める、盛りつけを褒める、いろいろあります。また、周囲の女性の食べる速度に合わせて食べるのはマナーです。
終わってからすぐに女性をお茶などに誘うのは禁物です。最低三回は待つ。それもできればグループ数人を誘う。教室に通っている間は、個人的なおつきあいはしないくらいの気持ちで丁度いいです。ただ向こうから積極的に来た場合は、ケースバイケースです。


5) 彼女ができなくても料理の腕は上がる。
そうです、仮にそこで彼女ができなくたっていいではありませんか。真面目に取り組めば授業料を払った分は取り返せますし、自炊もレベルアップして楽しくなります。何と言っても「料理が得意」というモテポイントが加わって、自信がもてます。
万一身近に好きな人ができた時、「料理教室通って勉強したんだ」「へえ、すごーい」「今度友達とうちでパーティやるから来ない?僕の料理食べてみて」「ほんと?行くー」てな展開も期待できます。上手くいけば、もう将来の旦那さん候補です。低めの年収なんかそう気にする必要はありません。ちゃちゃっと気軽に料理を作ってくれる、後片付けも万全、それが今の女性の望む男性の資質です。


一つ欠点を挙げるとすると、お近づきになりたい女性がグループ外にいた場合、接触する機会が持ちにくいということでしょうか。それを除けば、一定期間、いろいろな女性を観察できる良い機会だと思います。彼女ができなくても、女性の友人はできるかもしれません。周囲の人と仲良くなれば、「みんなで美味しいもの食べに行きましょう」という集まりなどにも呼ばれやすくなります。損することは一つもありません。*2
ブックマークコメントを見ると「バーは?」という意見が見られましたが、あまりお薦めしません。バーは照明が暗いのとお酒が入るのとで、お互い実際以上に良く見えてしまいがちです。やはりなるべく日常に近い空間が理想です。それに、何度も高いカクテルなどを奢ってあげてそれきりだったりしたら、バカバカしいじゃないですか。

*1:ブコメで女性向けらしいというご指摘がありました。確かにHPを見ますと、男子は「男性も通えるコース」として隔離されているようです。ケーキやブレッドコースなら紛れ込めるかもしれません。ま、ABCは目安ということで、男女共学のところをいろいろ探してみてください。

*2:ブコメで料理合コンは?というご提案がありました。素晴らしいです。ちょっと料理が得意ならいいところを見せられます。そういう合コンに誘われるような人間関係が構築されてない人は、料理教室にトライしてみましょう。