「シネマの女は最後に微笑む」/Forbes JAPAN新連載のお知らせ

今月より、Forbes JAPANで映画コラムの連載が始まりました。題して「シネマの女は最後に微笑む」
就業や転職、少子・晩婚化、教育、医療・介護、性差別問題など、現代女性が体験するテーマを映画作品の中から抽出し、時事的話題に絡めて紹介していきます。旧作からのチョイスですが、「この映画観てみよう」と思って頂ければ幸いです。
大体一ヶ月に2回ほどの更新予定。お知らせはこことTwitterでしていきます。よろしくお願いします。


先程アップされた第一回は、明日来日するトランプ大統領の偏食ぶりを枕にした「偏食からグルメまで、大統領を支えるシェフのドラマ」。扱う作品は『大統領の料理人』(2012)です。
現役フランス人女優の中で私が二番目に好き(一番目はイザベル・ユペール)なカトリーヌ・フロ主演の、コメディ風味の効いた作品。80年代、ミッテラン大統領に仕えた女性シェフの実話が元になっています。


先日、日本のジェンダー指数が世界で114位というニュースがありましたが、今年の世界男女格差年次報告書(Global Gender Gap Report)では、この10年数多くの分野で縮まってきた世界的な男女格差が今年、拡大に転じたと報じられました。
http://www.afpbb.com/articles/-/3149125
意外でも何でもなく、ああやっぱりねという残念な実感があります。そんなタイミングで始まることになったこのコラム、悩み奮闘してきたスクリーンのヒロインたちの姿から、改めて学び、力を貰いたいと自分自身も思っています。


ところでForbes JAPANでの私の肩書き、一応オフィシャルコラムニストということになっていますが、いろいろハードルがありまして、6回までの平均PVが規定に達しないとそこで連載打ち切りになります。Forbes JAPANの女性読者は3割ほど、もちろん男性にも読んで頂きたいですが、別のルートからも読者を獲得しないと、3ヶ月後に消える運命でございます。*1
そういうわけで、最近更新が滞りがちな当ブログ、かなり過疎となってきていますが、まだ読んで下さっている皆様、どうぞご支援よろしくお願い致します。

*1:2回連載を持ったことのあるWEBスナイパーもそうでしたが、Forbes JAPAN、私にとってはアウェイ感が半端ない。どう見ても浮いてる。