私たちの「祭り」、その失敗と責任 - 『ポケットは80年代がいっぱい』(香山リカ)を読んで

ポケットは80年代がいっぱい作者:香山リカバジリコAmazon カバーの紹介文から引用しよう。 一九八一年、サブカルチャー勃興期の渋谷。 伝説の”自販機雑誌”『HEAVEN』の編集部が、 香山リカの出発点だった。 「新人類」「ニューアカデミズム」「テクノ」「ニ…

「知的」と「莫迦」と相対主義(考察編)

前の記事に一旦追記したが、やや長くなったので明日の日付のところに書く。 「どれも正解とか言っても、莫迦はやはり莫迦ではないか?」について、「学問」、「科学」という名の信仰でsho_taさんは、「つっこみどころ満載なテクストは学術の世界では最初から…

「知的」と「莫迦」と相対主義

文学とは何か - しあわせのかたち(3/13)※追記:現在このブログは閉鎖されている。 【要約】 テクストの解釈に唯一の答、間違った答というものはない。「正解」は読者の数だけある(ということにポストモダンの「新批評」ではなっている)。多様性が文学を…

分裂症というメタファー

一連の「わかる/わからない」および「転移」議論に関してのishさんのエントリ、神様に恋しているから、瞬きしても世界が終わらないの最後は、こう締めくくられている。 神様に恋しているから、瞬きしても世界が終わらないのです。 これはあくまで恋ですから…

「知っていると想定される主体」への抵抗

転移という疑似恋愛感情 俺に理解ができないような難しい文章を書いている奴はみんな莫迦(ひーらーちゃんぷるー) 「頭のいい人が書く文章問題」について考えている(しあわせのかたち)※現在、ブログは閉鎖されている。 「わかる」ことと作者の転生(ish☆…