雑記 -「淳愛」と「純愛」

ついにあの「愛ルケ」の映画化(公開は来秋とか)が書籍刊行前というか連載終了前に決まってしまったばかりか、主演は役所広司だという。これ以上、渡辺淳一原作の映画に出ると、役所広司が嫌いになるばかりだ。もともと興味はないが、そんなところでせっかくの役者生命を無駄に燃焼させないでほしい。
女優は誰だろうか、どうでもいいが気になる。いくらなんでもまた黒木瞳ということはないので、鈴木京香あたりかも。
それより気の毒なのは脚本家。どうやってあの作文を。


それと、昨年末41年ぶりに復刊された往復書簡集『愛と死をみつめて』が、売り上げ好調に乗じて来春ドラマ化されるらしいが、その主役のミコこと大島みち子を演じるのが広末涼子ということで、あちこちからブーイングが上がっているらしい。私はドラマ化そのものにブーイングだ。あの本には言いたいことがいっぱいある。
しかし脱力したのは、往復書簡の片方のマコこと河野実氏のホームページのタイトル「マコワールド」‥‥。
そこに、当時映画でヒロインを演じた吉永小百合の隣に並んで写っている写真がデカデカと。


ええ、とんでもないとこまで来てます、「純愛ブーム」は。