ヤンキー
話題としては既に古くなった、山本太郎参院議員が秋の園遊会で天皇に手紙を渡したという”事件”。この件で最初に思い出したのは、かつて斎藤環が『新潮45』9月号の速水健朗との対談「「ヤンキー政治」にご用心!」で、山本太郎について言った「ニューエイジ…
8/29下北沢B&Bでのトークイベントにお越し下さった皆様、どうもありがとうございました。 満員のお客さん&著名な論者とのトークという緊張で、自分の喋りが時間に追われた時の講義のように早口(そしてところどころ日本語崩壊?)になっていた点を含め…
斎藤環先生の「ヤンキー文化」ツィート - Togetter 『世界が土曜の夜の夢なら ヤンキーと精神分析』(角川書店、2012)で、ヤンキー文化論(という名の日本人論)の最前線に躍り出た感のある斎藤環。以下は、特に印象に残った斎藤先生のtweet。 ●地方の学校…
「どや、俺の引退記者会見。100点満点やったろ。解説したるわ。まずは相手に恩義があったということの強調や。恩義のある人だから無下にはできんかった。人として当たり前のことやないか。俺、「人として」「心」「感謝」各2回言ったわ、前半で。これ視聴者…
日刊スレッドガイド:DQN語初級講座より。 LESSON:3 Taro:これやべぇな(このCMの車は格好良いですね) Ken:マジキてんな(素敵なデザインですね) Taro:やべぇわー(車を買うなら、こういうのに乗りたいです) Ken:つかありえなくね?(値段もずいぶん…
ヤンキー文化論序説作者: 五十嵐太郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2009/03/03メディア: 単行本購入: 13人 クリック: 174回この商品を含むブログ (79件) を見る ヤンキー体質ではないと自認する人々が、よってたかって「ヤンキーなるもの」を分析、…
※追記あります。 拙書を読んで下さった人から面白いメールをもらった。「ところでラッセンって何だったの?」という話(本の内容とは直接関係ない)。 ‥‥ラッセンか。そう言えばいたなそんな人が。 ハワイの海やイルカの絵を描いているあのラッセンです。御…
専門学校の生徒たち デザイン専門学校の私の担当クラスは、建築インテリア、インテリアCADの合同クラスと、イラスト・マンガクラスである。その一年生に前期だけデッサンを教えている。 イラスト・マンガの学生は全般に大人しく、授業態度も概ね真面目。男女…
「いま、ここ」の欲望の充足 「殴らぬオタより殴るDQN」「ヤラせぬ喪女よりヤラせるビッチ」 いつものように、話題が過ぎ去った頃に遅れてひっそりのパターンです。あちこちでエントリがかなり上がっていてリンクをはるのも大変なので、そのあたり省略。 「…
触ってもいいわよ 涼しくなってきたので、そろそろケモノの季節である。ケモノが街に出て来る。 ケモノは大抵メスで、オスをおびき寄せて食うのである。ケモノと見ると、フラフラと吸い寄せられていくオスもいる。オスのケダモノに捕獲されるのを待っている…
「日本男子再生」計画 KING (キング) 2006年 10月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/13メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 33回この商品を含むブログ (11件) を見る9月に入ってからよく駅の構内などに、黒地に白抜きの文字で「日本男子」と…
夫婦交換の妙 木曜の深夜に『ラブちぇん』(LOVE CHANGE)という番組をやっている。 二組の夫婦の妻の方が、もう一方の家に二泊三日してそこの夫と暮らすのをドキュメントする番組。夫、妻ともに、他人との疑似夫婦関係を体験することで、日頃の自分の態度や…
連載のはじめに 女子は、男子にはなれない。当たり前である。では、なぜ「女は男にはなれない」とか、「男子は女子になれない」ではないのか。 それは、女ではなく女の子が、「男子になりたい」と「男子にはなれない」との間で悩むからである。 男子の、女の…
プロジェクトXとVシネマ 去年は『黒革の手帖』がドラマ化されて話題になり、お笑い芸人ヒロシも好調なので、今年はホストを主人公にしたテレビドラマがスタートするのではないだろうか。 などと思っていたら、テレビ東京系で『Deep Love〜ホスト〜』というド…
全国的よさこい流行り 一昨日、昨日と8月最後の週末、名古屋は栄の真ん中で、変な衣装を来た人々が、打ち鳴らす鐘や太鼓に合わせて踊っていたらしい。 それを見に何千人という人が押し掛けていたらしい。 その人々もほとんどどこかの「チーム」に参加してい…