『シネマの女は最後に微笑む」第39回は、年金破綻を政府自らが認めた例の件を枕に、『マリーゴールド・ホテルで会いましょう』(ジョン・マッデン監督、2012)を取り上げてます。2も作られているヒット作。 新天地で自分を生かす、勇気ある老女の「第二の人…
告知遅れました(←いつものこと)。。 映画から現代女性の姿をピックアップする映画レビュー第38回は、アンドレイ・ズギャビンツェフ監督の『エレナの惑い』(2011)を取り上げています。現代ロシアの階層差や性差の生む問題を、一人の中高年女性の”許されざ…
映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第37回は、『めぐり逢わせのお弁当』(リテーシュ・バトラ監督、2013)。 「弁当」をめぐる手違いが妻に与えた不安と勇気 | ForbesJAPAN めぐり逢わせのお弁当 DVD 出版社/メーカー: 東宝 発売…
こちらでのお知らせ、また数日遅れです。。映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第36回は、フランソワ・オゾン監督の『彼は秘密の女ともだち』(2014)を取り上げてます。原題は「新しいガールフレンド」という意味。邦題はやや内…
映画から現代女性の姿をピックアップする「シネマの女は最後に微笑む」第35回は、『サラエボの花』(ヤスミラ・ジュバニッチ監督2007)。シングルマザーと思春期に入った娘との関係性を通して、90年代前半に起こったボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の大き過ぎ…
卑近な事情で、こちらでは数日遅れての告知です。映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第34回、更新されました。今回は、松岡茉優がヒロインを好演して話題となった『勝手にふるえてろ』(大九明子監督、2017/原作:綿矢りさ)。 …
映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第33回は、先日の東京マラソンのテロ警戒ぶりを枕に、ドイツ映画『女は二度決断する』(ファティ・アキン監督、2017)を取り上げています。主人公が「最後に微笑」まないのですが、超絶重い内…
映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第32回は、最近話題になった「プロヒッチハイカー」中学生や「バイトテロ」などSNSで表面化した件を枕に、エイミー・アダムスとメリル・ストリープがダブルヒロインを演じた『ジュリー&ジュリ…
お知らせが遅れてしまいました。ForbesJAPANに好評連載中の「シネマの女は最後に微笑む」第31回は、『アリー/スター誕生』のアカデミー賞ノミネートの話題を枕に、ジュディ・ガーランド主演の1954年版『スタア誕生』を取り上げています。映画業界が舞台です…
※この数日のツイートをそのまま並べた(横道にそれたもの、言及先のあるものは除く)。 ●広告に批判 Loftのバレンタイン特設ページが炎上気味と聞いて見てみたが、特別厭な感じは受けなかった。ただ、全体のセンスが何となく古臭い。女芸人が女子あるあるネ…
映画から現代女性の姿をpickupする連載コラム「シネマの女は最後に微笑む」第30回は、アルゼンチンを舞台にした『オリンダのリストランテ』(パウラ・エルナンデス監督、2001)を取り上げました。 一見地味な風合いの作品ですが、観ているうちにじわじわと、…
こちらでのお知らせ、数日遅れてしまいましたが。。 映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第29回は、安藤サクラが数々の主演女優賞に輝いた『百円の恋』(武正晴監督、2014)を取り上げました。話の枕は、この間炎上した西武・そご…
映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第28回は、カトリーヌ・ドヌーヴとカトリーヌ・フロが共演した『ルージュの手紙』(マルタン・プロヴォスト監督、2017)を取り上げています。原題は『Sage femme』(助産婦)。 セーヌの流れに…
映画から現代女性の姿をpickupする連載「シネマの女は最後に微笑む」第27回は、アメリカ移民の格差問題を枕に、2010年の『ウィンターズ・ボーン』を取り上げてます。ジェニファー・ローレンスがヒルビリー(スコッチ・アイリッシュ系移民)の少女を演じて注…
映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第26回は、イタリア映画『歓びのトスカーナ』(パオロ・ヴィルズィ監督、2016)を取り上げてます。 束の間でも「今、ここ」で生きる歓びを ワケありな二人の逃走劇 | ForbesJAPAN 歓びのトスカ…
映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第25回は、トランプ大統領が先月示したトランスジェンダーを実質排除する方針のニュースを枕に、『ナチュラルウーマン』(セバスティアン・レリオ監督、2017)を取り上げてます。 恋人の死によ…
映画から現代女性の姿をpickupする連載「シネマの女は最後に微笑む」第24回は、『4ヶ月、3週と2日』(クリスティアン・ムンジウ監督、2007年)を取り上げています。 人口増加を目指して中絶が禁止されたチャウシェスク時代のルーマニアで、友人の違法中絶…
現代女性の姿を映画からピックアップする「シネマの女は最後に微笑む」第23回は、ジェシカ・チャステイン*1主演の『女神の見えざる手』(2017)を取り上げてます。銃規制をめぐる敏腕ロビイストの暗躍を描くサスペンス。 何のために働き、闘うのか? 非情な…
現代女性の姿を映画からピックアップする連載「シネマの女は最後に微笑む」第22回は、『しあわせの隠れ場所』(2009、原題はThe Blind Side)を取り上げてます。 困った人がいたら助けること 行動派セレブマダムの自信と誇り| ForbesJAPAN しあわせの隠れ場…
映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第21回は、リース・ウェザースプーン主演の『わたしに会うまでの1600キロ』(2014、原題は『Wild』)。メキシコ国境からカナダ国境に至る長距離自然歩道を、一人でハイクした女性の実話が元に…
みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018に関連して、東北芸術工科大学で行われる展覧会の関連企画トークライブに登壇します。 AGAIN-STという彫刻を考える集団の一人で、学芸員の石崎尚さんからオファーを頂きました。今回は「カフェと彫刻」がテーマだそ…
映画から現代女性の姿をpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第20回は、メリル・ストリープとジュリア・ロバーツが母と娘の壮絶極まる応酬を繰り広げる『8月の家族たち』(ジョン・ウェルズ監督、2013)を取り上げました。女系家族の長女から長女へと継…
現代女性の姿を映画からピックアップする「シネマの女は最後に微笑む」第19回は、杉田水脈氏のセクマイ差別を含むテキストから広がった波紋を枕に、『キッズ・オールライト』(リサ・チョロデンコ監督、2010)を取り上げています。 異性愛者と変わらない、同…
現代女性の姿を映画からpickupする「シネマの女は最後に微笑む」第18回がアップされています。 先月末、物議を醸し批判を呼んだ自民党二階幹事長の発言を枕に、3人の30代独身女性の生活と心情を淡々と描いた邦画『すーちゃん、まいちゃん、さわ子さん』(御…
ForbesJAPANに好評連載中の映画コラム「シネマの女は最後に微笑む」第17回が公開されています。 女とは一体何なのか? 「自分のかたち」を探すトランスジェンダーの旅 | ForbesJAPAN 先日の、お茶の水女子大のトランスジェンダー受け入れのニュースを枕に、…
ForbesJAPANに好評連載中の映画コラム「シネマの女は最後に微笑む」第16回が公開されています。 不法行為への追いやられる貧困の中の、ささやかな絆と倫理 | ForbesJAPAN フローズン・リバー [DVD]出版社/メーカー: 角川映画発売日: 2010/12/10メディア: DVD…
昨夜は東海道新幹線で恐ろしい事件がありましたが、後続の便に乗っていた関係で巻き込まれるかたちになり、夜中というか朝方の3時半にやっと家に辿り着いた大野です。一日遅れで連載「シネマの女は最後にほほえむ」更新のお知らせを。 ディズニーのミュージ…
映画から現代女性の姿をピックアップする連載「シネマの女は最後に微笑む」第14回。ジュリア・ロバーツが数々の主演女優賞に輝いた『エリン・ブロコビッチ』(スティーブン・ソダーバーグ監督、2000)を取り上げてます。学歴もキャリアもない女性が企業の不正…
映画から現代女性の姿をピックアップする連載「シネマの女は最後に微笑む」第13回。ここのところずっと問題になっていた財務省元事務次官のセクハラ疑惑を枕に、シャーリーズ・セロン主演の『スタンドアップ』(2005)を取り上げました。 「皆と同じように働…