性・恋愛

「取扱説明書」を書ける立場/書けない立場

三つのブックマークコメントから。 2007年11月10日 kusamisusa 恋愛,大学 「文系男子取扱説明書」を書いたらキモーイ感じになるであろうわけで、そのへんの非対称性が。 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://d.hatena.ne.jp/b_say_so/20071109/1194621282 20…

理系女子語りの意味するものは「ちょっと厄介な私の取説」

理系/文系女子について語るのが流行っているのか…(23mmの銃口から飛び出す弾丸は) いい記事だと思った(ここでリンクされている文系・理系話しに加われない。。。(奥様、鼻毛が出ておりますことよ)にも、同じ美術系出身として大変に共感)。ただ、これ…

id:usauraraさんとお話しました♪(Ohnoblog 11月8日の記事)

usauraraさんのブログで、記事内容とはあんまり関係なく、この間からやりとりさせて頂いてます。真摯且つ冷静且つ暖かい言葉を頂いて、心から感謝です。たぶん言いにくいことも思い切って言って下さったと思います。こういうのは嬉しいものです。私ももちろ…

女のおじさん

「ウコンの力は効くよ」と教えてくれたのは、少し年上のトモコさんである。 彼女と夫を含む3、4人で、たまに近場の温泉宿に行く。夕方からだらだらと風呂に浸かり、酒を飲みながら晩ご飯を食べて、部屋に戻ってだらだらと飲み続け、朝起きて温泉に浸かって、…

「おばさん」というもの

「おばさん」関係記事が賑わっております。 かわいいとうつくしい5 それがゾンビの生きる道ぃ♪(兎美味し 蚊の山) 早くおばさんになりたかった(深く考えないで捨てるように書く) おんなであること(メモ)※現在、プライベートモードです。 おばさんよりは…

「合コン」はやめよう

査定の恐怖 「合コンに参加して相手を見つけるというような合目的っぽい行動は、自意識がジャマしてできません。棚からボタ餅ってないの?」(乱暴な意訳)という草実さんの記事と、それを取り上げたショータさんの記事、そして「合コンはいけないことですか…

失恋の歌とフロントホック・ブラ

先月一日に逝去した作詞家阿久悠の自伝を読んでいた夫が言った。 「おお、ジェンダーだな。おい、こりゃジェンダーの話だな」 「なによ。ジェンダージェンダーってうるさいな」 夫によれば、阿久悠以前の失恋の歌は、男が去って女がヨヨと泣き崩れるとか、去…

「殴れば人は言うことを聞く」のなら

革命家の窮状 数日前から大揉めに揉めていた件について、私が主に見たのは、inumash氏の記事とそこからリンクされたところ。ようやくどういう「事件」が起こったのかは、何となくわかった。情報戦は大変というのが、とりあえずの感想。 ところで、この「事件…

DQN、ビッチはなぜモテるのか

「いま、ここ」の欲望の充足 「殴らぬオタより殴るDQN」「ヤラせぬ喪女よりヤラせるビッチ」 いつものように、話題が過ぎ去った頃に遅れてひっそりのパターンです。あちこちでエントリがかなり上がっていてリンクをはるのも大変なので、そのあたり省略。 「…

ピンク・ピンク・ピンク

だってかわいいもん 以前、短大の保育科で図画工作の実技授業を数年受け持っていたことがあった。保育士や幼稚園の先生になる人に、指導案を立てさせさまざまな課題をやらせながら、現場でどういう手ほどきをしたらいいかアドバイスする授業である。 私は保…

なぜ「使う時には注意が必要」なの?

昨日のエントリについたtomo-moon氏のブクマコメント。 「相手を性的に好ましいと看做した上で出てくるようなからかい」 それは周囲からみると必ずしも気持ちのいいものではない場合もあるので、使う時には注意が必要ですね。(その逆だと、いじめに取る人も…

pal-9999氏の「男女のファックコミュニケーション」論の無意識

もうやめようと思いつつ、pal-9999氏の男女のコミュニケーションで難しいところにちょっとだけ異論(というほどのものでもないが)があるのでまた書く。 pal氏は次のようなまとめをしている。 男女のファックコミュニケーションの場合、 ・性的な意味でのか…

自尊心の最後の砦

もうこの話題はお腹一杯な人も多いと思うが、もうちょい引っ張ります。 pal-9999氏はこちらのエントリで、女性の「褒め褒めコミュニケーション」は、「友達沢山つくる」のと「敵を減らす」ためであろうとし、私もそれには基本的に同意である。 しかしここで…

一日一回ファック

喧嘩と褒め殺し 腕に自信のある若い剣士同士が知り合って、 「お噂はかねがね聞いておりました。一度お手合わせをお願いしたい」 「望むところです」 となって、道場や河原などで一戦交えたりするシーンを、映画で時々見る。 そこで結構互角のいい勝負が繰り…

褒めちゃダメ?

異性を褒めることの難しさが一部で話題になっていたので、例によって便乗してみようと思う。 異性愛者が異性を誉めると恋愛感情を持っていると勘違いされやすい問題がある限り、異性を誉めるのは難しい(kanose氏) 日本の男女が異性を褒めない理由(pal-999…

美人で何が悪い

アボカドが大好きだ。ほとんど毎日のように食べている。 スーパーで見ると大抵一個125円くらいだが、時々100円になっている時は、まだ青味の残っている固いのと、熟成が進んでいるのを混ぜていくつか買って来る。食べごろのやつから食べて、固いのはそのへん…

はてな女子は可愛い

はてな男子ははてな女子のことを「かなり可愛い」と思っていて、きのこの人の絵(たとえばこれとか、最近ではこれとかこれとか)がそういう思い込みに一役買っているというsho_ta氏の記事があったが、実際女性を描く時に可愛く描くのは普通のことだし、絵師…

性的視線への「批判と抵抗」を考える

女らしくしたくない女子 もう話題としては時期外れになってきたので、言及してもよほど興味のある人以外読まないだろうと思うが、少し前、増田(はてな匿名ダイアリーのことをそう呼ぶ‥‥なんで?知ってる人教えて)で、こんな記事が出た。 「女らしくしたく…

女の「男ウケより女ウケ」をめぐって

プロの仕事評価 はてな匿名ダイアリーにて、「女のファッションと男ウケがどうのこうの」という反応があったので、それについて。 まず、なぜこの意見が匿名ダイアリーに書かれるのか、コメント欄というものがあるのになあ‥‥と単純に思うわけだが、誤読され…

すべてのオシャレは男ウケである

同性ウケにおける無意識としての異性ウケ とりあえず言い切ってみてから考察を始めようというわけで、女性にdisられそうなタイトルをつけてみた。最近あちこちで散見したファッションの話題について。 pal-9999氏の主にこちらの記事の中の「女性のオシャレや…

なぜ売春婦差別をするのか

蔑まれる仕事 そろそろ収束しそうな感じもあるが、議論がなんか込み入ったことになっている(というか、いた。煽り満載で)。たくさんのページにリンクを張るのは大変だし、たぶん全部順番に読む人はいないだろうと思うので、議論に言及して複数のリンクを張…

「恋人」を作ろう、または無血革命への道

昨日の記事のブクマで、kmizusawaさんに指摘を受けたので、少し考えてみた。 「恋愛しないことの喜び」→「一人でいることの喜び」は、恋愛から降りている非モテの人の(求める)感覚なのだろう。私はそこに思い至らず、恋愛という男女関係に替わるものは、友…

恋愛しないことの喜び

「恋愛することの喜び」というものがある。もうあらゆる媒体で嫌というほど描かれてきた。 「恋愛することの苦しみ」というものもある。これも小説や映画では結構描かれてきた。 この二つは既に定型化され、あらゆるバリエーションを生み出している。 さて、…

「惚れたが悪い」という言葉

最近やたらと話題になっているこの匿名記事。 親密なふるまいを見せる女性に、これは自分に気があると判断して告白したら空振りで、裏切られたような気になったという話である。 ブクマではこの男性に同情的な意見が多い。概ね、小悪魔に振り回された純朴な…

正しいことと重要なこと

「抑圧」を巡って メディアにおける男性と女性の扱われ方について、異なる観点からの記事を読んだ。 一つは、イケメンは女性に優しい。(非モテにまつわる抑圧の話)、もう一つはそれにあえて異論を唱える形での女性専用車両に乗れない”恋愛強者”たち(次の…

ハウルの城の革命家

「見られること」を求める恋愛 「革命的非モテ同盟」を標榜する古澤克大氏は、自身のブログで、非モテの脱非モテ(自意識の変革)を個人しか救済しえないとして放棄し、すべての非モテを救うためには「恋愛の否定」しかないと主張している。 曰く、恋愛至上…

率直な男

「俺、それじゃモテないってよく言われるんだわ」 と、その男は言った。 「で、じゃあどうしたらモテるんかつって後輩の女の子に聞いたんだ。そしたら、そのブッキラボーでオッサン臭い言葉遣いと名古屋弁を直して、もっと女の子の話題に合わせて、服装もそ…

夫は若い女に興味がないと言う。「女は腐る直前がいい」んだそうだ。 「柿でもな、腐る直前が一番うまいんだ。なんでか知ってるか」 「糖分がいっぱい出るからでしょ」 「なんでその時に糖分がいっぱい出るか」 「なんで?」 「腐る直前に思い切り甘い匂いを…

奢りは驕りである

なぜ男は女に奢るのか 男女の奢り奢られ問題について。男どもはいったいどうしたら満足するのかと「女子力」の弱い女とケチな男をどうぞ。 書き手は男性だが、最初の記事では奢られ慣れていない女性の心理を描写してあり、次の記事の後半では恋愛至上主義や…

喧嘩もしないしセックスもしない

私のところはセックスレスの夫婦だ。二人とも40代後半で子どもはいない。 こないだセックスしたのは何年前だろう。一応相手がいるわけだからしたい気分になったらいいなと思うことはたまにある。 でもならない。ならなくて淋しいという気分にも、あまりなら…